遠距離恋愛をしていたり、仲のいい友だちが遠くに引っ越したりすると、一緒に写った写真がほとんど残りません。通話はあれだけしているのに、手元に残るのはビデオ通話のスクリーンショットが数枚だけ。しかもそれは、どう見ても写真には見えないんですよね。画面が二つに割れていて、画質も物足りない。何より「一緒にいる場面」ではなく「別々の画面に映った顔」ですから。
NetCut は、その隙間を埋めようとして作った道具です。二人が同じ4カットブースに入って、一枚のフレームの中に並んで写る。それだけのことをやります。
それぞれの部屋の背景だけを消して、二人を同じブースの背景の中に置きます。
撮影の流れ
やることは単純です。ブースを作るとリンクが一つできるので、それを相手に送ります。受け取った人は押すだけで同じブースに入れます。インストールは不要で、招かれた側は登録もいりません。カメラのあるブラウザなら大丈夫です。
二人ともウェブカメラの前に立つと、それぞれの部屋の背景が消えて、同じブースの背景の中に並んで置かれます。お互いを見ながらリアルタイムでポーズを合わせられます。6カット撮って、その中から気に入った4カットを選びます。気に入らなければ撮り直しても構いません。
選んだあとはフィルターで色を合わせ、必要なら AI 補正でもう一度整えます。最後にダウンロードして終わりです。撮っている間を収めたビハインド動画も一緒に受け取れます。
正直に言うと、これは合成です
これは先に言っておくのが筋だと思います。NetCut はそれぞれの背景を消して、二人を同じブースの背景の中に置く方式です。隣に並んで立って撮った写真と同じにはなりません。
背景も完璧には消えません。髪の毛の先や指の間のような細かい部分は、物足りないことがあります。明るい場所で、背景が単純なほどきれいに出ます。
それでもビデオ通話のスクリーンショットよりは、ずっと一枚の写真らしく見えます。目標を「本当に一緒にいたかのように」ではなく「一枚の写真のように」に置いた、ということです。
AI 補正がやること
リアルタイムで背景を消していると、指先が切れたり指の間がつぶれたりするカットが出ます。AI 補正はそういう不自然な境目を埋めて、肌と照明を軽く整えます。
顔を変えたり整形したりするものではありません。写真館で焼き付ける前に手を入れる程度、と考えてください。カットごとに別々に処理するので、人物がつぶれることはありません。
どこまでが無料か
ブースを開いて、6カット撮って、プレビューして、4カットを選んでダウンロードするところまで、すべて無料です。
クレジットを使うのは、二人で撮った4カットを確定する瞬間です。そのときブースを開いた人が10クレジットを使います。その前に抜ければ0クレジットです。保管庫に入れておくのが5クレジット、AI 補正1回が5クレジット。登録すると15クレジット差し上げるので、最初の1枚はそれで足ります。
一人で撮る場合は、撮影から選択、ダウンロードまですべて無料です。まず一人でブースを開いて、どんなものか見てから決めても構いません。
知っておくとよい制約
接続が必ず成功するわけではありません。会社のファイアウォールや一部のモバイル環境では、二人を直接つなげないことがあります。そのときは別のネットワーク、たとえば自宅の Wi-Fi から試し直すのが一番早いです。
一緒にいられる時間にも制限があります。撮り終えたあと、結果画面で一緒に飾ったり話したりする通話は10分までです。10分が過ぎると通話だけが終わり、写真の装飾や保存、ダウンロードはその後も続けられます。
写真は基本的に端末にダウンロードされるだけです。ログインすれば保管庫に置けますし、二人で撮った写真は二人とも同意しないと保存されません。片方が勝手に残せないようにしてあります。
まとめ
NetCut はビデオ通話を置き換えようとしているわけではありません。通話はもう十分にされていますから。足りなかったのは、その時間が写真として残らない、という方でした。
遠くにいる人と一緒に撮った4カットが一枚あるのと、ないのとでは、思ったより違います。その一枚を手に入れやすくする。この道具がやろうとしているのはそれだけです。
インストールも登録もなくリンク1つで済むので、気になったらまず一人で開いてみるのもいいと思います。
- アプリを見る: NetCut — オンライン写真ブース
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